北のシュガポン

北海道大学の工学部生。電気・情報・ロボット・エネルギー専攻。 札幌で一人暮らし満喫中。 お菓子作り、プログラミング、機械学習と色々なことに手を出している暇人。

北大生がつぶやく大学生活や勉強や趣味のブログ。毎日21:00更新予定。

初めてのプログラミングは「独習Python入門」から始めよう

どうも、シュガポンです。

 

このページを見ているのは、プログラミング経験者か、もしくはやったことはないけどプログラミングに興味がある!という方ではないでしょうか。

僕が初めてプログラミングを経験したのは中学生のころでしたが、中学生の僕にとってプログラミングはちょっと難しすぎました。「クラスって何物!?」「エラーが出まくってやばーい!」みたいな。

 

プログラミングは経験のない人にとっては未知の世界。やみくもにやっても中々習得できないと思います。言語の種類もたくさんあるのでどれを学べばいいかも見当がつかない・・・。

そんなプログラミング初心者にもお勧めできる本が「独習Python入門」。

 

 

この本はプログラミングをやったことが無い人向けに書かれた本で、Pythonという言語を用いてプログラミングの基礎を学ぶことができる、という構成になっています。

Pythonのインストール方法から始まり、プログラミング上で行う四則演算、「変数」や「型」といったプログラミング独特の考え方を説明しています。

そして、「条件分岐」と「繰り返し」というプログラミングの基礎的な動作を学習し、それを用いて更に具体的なプログラミングに進んでいくという構成です。

 

僕がこの本を買ったのはPythonについて軽く触れてみたいと思ったからなんですが、内容が非常に分かりやすい。中学生の時に読んでいればもっと早くに上達できたのにな~という感じ。

 

 

ポイント1:分かりやすさ

まず、平素な言葉と色んな例を使って説明しているので、プログラミングやPythonについての知識がなくても読み進めやすいのが1つ。

プログラミングの入門書って、結構文字やコードが羅列されているだけのものが多いんですよね。でも、はっきり言って文字だけで説明されても良く分かんないし、コードの羅列ばっかり見せられても嫌になるだけだと思うんです。僕も文字の羅列は大嫌いです。

その点をこの本は良く心得ていると思います。挿絵が豊富でビジュアル的にも理解しやすいですし、また一つ一つのコードにちゃんと説明がついているので、一見して分からないようなコードもしっかり読み解いていけます。

コード

こんな感じで。画はaicoさんという方が描いています。

 

また、Python自体非常に読みやすく、また書きやすい言語であるのも特徴です。Pythonのそもそものコンセプトが「分かりやすさ」なので、少なくともCとかよりはよっぽど取っつきやすいです。Cだと何ページにもわたるようなコードもPythonでは1ページの片面に収まることもあるくらい、Pythonはシンプルで分かりやすい。

また、Pythonで学ぶことにより、「クラス」「オブジェクト」という概念を習得できます。これはPythonがオブジェクト指向言語だからなのですが、この2つはプログラミングの上で非常に有用です。

僕はもともとC言語をやっていたのですが、C言語にはこの2つはないんです。「構造体」っていうのはあるけど、ぶっちゃけ使いにくかったです。Pythonに入ったときはクラスの使いやすさにカルチャーショックを受けましたね。一定の処理を1個に纏められるのが便利すぎる。

詳しい説明は省きますが、この2つは学んでおいて損はないと思います。この2つの概念が分かっていれば、他のオブジェクト指向言語を学ぶ時もより少ない労力で学ぶことができるはずです。

参照:オブジェクト指向言語の種類と10の特徴|フリエン

 

 

ポイント2:Pythonの「ホット」さ

Pythonについてもう一つ。

実は、Pythonは今かなりの人気を博している言語なんです。

理由は様々あると思います(先述の分かりやすさもその1つでしょう)。誰でも使える既存のライブラリ(Pythonで使えるコード集)が多いのも魅力です。

また、最近話題の「深層学習(Deep-Learning)」向けのサポートが充実しており、非常にホットな言語です。僕の周りもPython利用者が多いです。

なので、Pythonを学ぶことは非常に意義があることだと思います。しかも、この本で紹介されているのはPython3、つまり最新版。詳細は省きますが、Python2という一昔前のPythonでしか使えないライブラリがあるために、Python2を使い続けている人も多いんだとか。ただ、最新バージョンの方がいいのは言うまでもない(?)ですし、これから作られるライブラリは間違いなくPython3向けのものになっていくでしょう。

つまり、この本はプログラミングの最先端への入口にもなっている、ということ。

 

 

ポイント3:無駄に詳しすぎない

個人的に一番いいと思ったのが、余計なことを書きすぎていないという点。

一般的な入門書の中には「入門」と銘打っておきながらすごく細かい点まで書いている本も多いです。細かい仕様を知っておくことは確かに必要になるんですけど、でも入門の段階でそれを見せられてもモチベーションがそがれるだけですよね。

この本にはそれがない。そもそも、この本のサブタイトルが「1日でわかるプログラミング」ですから。本当に1日で読み通せるくらい、簡潔にまとまっています。

その代償として若干説明不足感もありますが、これ以上のレベルを学びたいという人はネットで調べればPython初心者向けの無料解説サイトがわんさか出てきますよ。また、Python公式ドキュメントというものもあり、細かい仕様については大体ここで学べると思います。→3.6.1 Documentation

ただ、軽くプログラミングに触れてみるだけであれば、この本に書いてある程度の内容を理解できていれば十分だと私は思います。

 

 

こんな感じで、「独習Python入門」は入門書として非常に優秀です。基礎的な部分を学ぶためには最適ではないでしょうか。

僕はこの本でPythonについて学んだ後、先ほど紹介した公式ドキュメントで細かい仕様を学びました。そして他の本でPythonを用いたプログラミング作りを実際にしているところです。

プログラミングをしている中で、この本には書いていないようなことも当然出てきますが、その辺はさっきも書いた通りネットで調べれば何とでもなるんですよね。入門の時点では、やはり分かりやすさが一番大切だと僕は思います。