シュガポンです。
先日、こんな記事を目にしました(元リンクが切れたので文章でお届けします)。
幼い頃全盲となった男の子がいまして。でもリズム感は凄くいいんですね。ドラムを叩けるくらい。
それで、その子が任天堂の「リズム天国」の大ファンで、任天堂に手紙を送ったと。
そしたら、まさかの返信が任天堂から来たんです。 そこにはリズム天国をやりこんでくれたことへの感謝と、励ましの言葉があったそうです。
任天堂中々やりますね。普通、ファンレターなんてスルーしてしまうと思うのですが、きっちり返信する辺りに心を感じます。
そういえば、高校3年の時にこんな英文を授業でやりました。
あるアミューズメントパークに家族連れがいました。
その子供二人は親へのプレゼントとしてシェイカーを買うのですが、落として壊してしまうんですね。
でも、そのアミューズメントパークのスタッフは「梱包が不十分だった」といって、新しいものと取り替えてくれたんです。
その出来事をきっかけに、家族は感謝の印として、そのアミューズメントパークに頻繁に行くように。
最終的にはなんと100,000ドル(=約1000万円)をそのアミューズメントパークで使った、というお話です。
今回の任天堂もそうですけど、企業とかお店の人に優しくしてもらうと「ギャップ」を感じると思うんです。もちろんいい意味で。
私たちが抱いている、ある種「お役所仕事」的なイメージとのギャップ。これは非常にいい印象を産み出します。
その結果、先ほどのお話では1000万円をそのアミューズメントパークは得たわけです。
今回の場合も、任天堂のこの対応により、この家族は更にこの会社を好きになったのではないでしょうか。
もしかしたらまた任天堂の製品を買うかも知れません。
要するに、「真心が思わぬ利益を生む」ということです。もちろん、利益が先立ってはいけないと思いますが。
ほら、初めて行ったお店で店員さんに優しくしてもらうと、また来ようって気になるじゃないですか。
というわけで、企業やお店は色んな面で真心を大切にすべきだ!というお話でした。